披露宴イメージ

数々出席してきた披露宴の中で忘れられない披露宴

私の父親は、6人兄弟の末っ子です。
また、歳が離れて産まれてきたため、私のいとこというと、かなり年上の人ばかりでした。
私がまだ小学生のころ、10歳年上の男性のいとこがいたのですが、とてもかっこよく、小学生の私を相手に、遊園地やバイト先などいろいろなところへ遊びに連れて行ってくれ、とても大好きないとこでした。
マー君、マー君といつも呼んでいました。
そして、私が高校生の時に、そのやさしくてお兄ちゃんのような存在だったいとこが、とうとう結婚をすることになりました。
高校生ともなると、実際結婚式や披露宴に招待されるのは、両親だけだと思うのですが、私が小さい時からずっと慕っていたということもあり、私も招待してくれました。
その時は、うれしい気持ちと一緒に、少し寂しい気持ちもありました。
しかし、相手の女性の方をはじめてみて、とてもかわいらしくて優しそうな印象だったため、この人なら、そのいとこと結婚しても大丈夫という気持ちになったことを記憶しています。
披露宴は、順調に進行していたと思います。
あまり大きな部屋ではありませんでしたが、盛り上がっていた記憶があります。
そんな際に、伯父さんが私に歌を歌ってほしいと頼みに来ました。
あまりの突然に少々戸惑いましたが、断る理由もありませんし、そのころちょうど、バンドを組んでボーカルを担当していたということもあり、快く引き受けました。
歌の選曲に悩みましたが、自分なりに、お祝いの歌としてはぴったりだと思った曲を選びました。
いざステージに立つと、いとこも、私が歌うという事に驚いていましたが、お祝いのコメントもしっかりときいてくれ、私が歌っている間、ずっと目をそらさずに聴いてくれました。
その時、やはり大好きなマー君は、いつまでも優しいお兄ちゃんだ、と感じました。
披露宴に招待してもらっただけでなく、歌まで歌わせてもらい、少しではありますが、今まで遊んでくれたマー君に、恩返しができたのではないか、と思っています。
あれから十年以上が経ち、私も結婚して、子供も産まれました。
私の結婚式にもマー君だけは招待したのですが、会社の方と日にちが重なってしまったようで、出席してもらうことはできませんでした。
しかし、お祝いの電報と、プレゼントを用意してくれていました。
最近は、ほとんど会う機会もありませんが、たまに会うと、今でも一緒に話をしています。
今まで、数々の披露宴に出席してきましたが、本当に忘れられない披露宴となっています。

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