披露宴イメージ

高校時代の友人の披露宴

地方出身の私たちは、進学するにあたっては都会に出ないと大学がないと言う事で高校卒業と同時に一人暮らしをすることになります。
東京のアパート代は高いということで、友達とルームシェアすることになりました。
どうしてもお風呂のある部屋に住みたいというのと、親に負担を少しでも減らしたいという思いが強かったです。
そんな時に、同じ駅前のスーパーで高校時代の同級生にあいました。
彼女は、母子家庭で育ちお兄さんも新聞奨学生で大学を卒業したこともあって、彼女も進学と同時に新聞奨学生になって、同じように働く人たちの賄の仕事をして、新聞販売所の寮に住んでいました。
寮にはお風呂がなかったので、私たちのアパートでお風呂に入り、賄の仕事の愚痴を話してくれました。
私たちがしているバイトよりも大変だなと思う事もあって、時に話しながら泣いてしまう彼女を慰めたりもしました。
そんな風に時が過ぎて、短大に進学した彼女は先に就職しました。
社会人と学生ではやはり時間も合わなくなっていましたが、それでも時間が合うとみんなでアパートに集まって夜遅くまで話をしました。
そんな中で、彼女に今年上で離婚歴があって、お子さんを育てている男性との恋の話を聞かされました。
小さいうちに、父親と死に別れている彼女にとって、小さな彼の娘さんが片親で過ごすことがかわいそうに思う事も一つの理由だったそうです。
はじめは、彼女のお母さんも苦労をしそうな結婚を心配していましたが、彼女と年上の彼の説得で結婚を許してくれたそうです。
披露宴は、お互いの親族だけでの質素なものだったそうですが、母親やお兄さんも笑顔で彼と小さな娘さんを受け入れてくれてとても喜んでいました。
披露宴では、ウエディングドレスで結婚と同時にできた彼女の娘になったお子さんが同じ色のドレスを着ていました。
式には参列できませんでしたが、彼女から写真を見せてもらって、本当に幸せそうな彼女を見て幸せのおすそ分けをいただきました。
彼女の勤めていた新聞販売店時代の人たちとも話し合って、日曜のお昼に新聞販売店の店主さんの知り合いのレストランを貸し切って、仲間内のお祝い会をさせてもらいました。
まだ学生でお金のない私たちの事を考えて、新聞販売店の店主さんがかなり補助もしてくれました。
お礼を言ったら、新聞奨学生は男子ばっかりで、若い女の子が持つかなと思ったけど、近くであなたたちが支えてくれたから卒業までうちにいてもらえたお礼だよと言ってもらえました。
彼女の結婚もいい思い出ですが、東京の下町で温かい人に知り合えたことも大切な思い出です。

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